帳票出力
フォームとCSVデータを合成して帳票を作成
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風神レポートでは、フォームファイルは全てのシステムで共通です。そして、全ての運用環境でCSVデータを使用します。フォームファイルとCSVデータを運用ツールで選ぶことで、帳票イメージを合成します。例えば、システムのリプレイスが発生した場合でも、CSVデータを同じように作れば帳票の作り直しをする必要がありません。
出力方法
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風神レポートでは、運用環境や利用方法によって運用ツールが選べます。
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ブラウザ上にPDFやHTMLファイルを出力
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運用ツール:Webコネクト、ルックアップサーバ Windowsサービス版
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ChromeやEdgeから帳票出力
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運用ツール:Webコネクト、ドキュメントビュアー
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IE限定 ActiveXで表示
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運用ツール:風神ビュアー
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クライアントサーバシステムから出力
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運用ツール:風神ツール(クライアント配布用にはツールランタイムライセンスが必要)
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帳票サーバによる一括処理や定時処理に
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運用ツール:ルックアップサーバ Windowsサービス版
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クライアント端末からCSVデータを定型書式で出力
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運用ツール:ルックアップ クライアント版
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出力形式
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1つのフォームファイルで、印刷、PDF、Excel、HTMLの出力に対応できます。
Excel、Excelテンプレート、HTML出力では、事前にフォームで出力の設定が必要です。運用ツールによって出力できる形式に違いがあります。
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Excel/HTML:ワンクリックで出力追加完了
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Excelファイルが必要になった、HTMLで表示したくなった、そんな場合も大丈夫。「出力」をOnにすれば新たにフォームを作成することなく、ExcelやHTMLの出力に対応できます。
ExcelやHTMLでは、使用用途に合わせて、風神レポートの印刷イメージと同じ「ページ単位出力」モードと表を連続して出力する「リスト出力」モードが選択できます。
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HTML:SVG対応
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従来のhtml出力は、WindowsPCでは問題なく表示できていても、OSやデバイスが変わると表示に違いがありました。Ver8からは、SVGに対応。文字も画像化。PCからもタブレットからも同じ結果になり、文字切れも解消します。
こんな運用にも対応
出力先に合わせて、帳票を自動的に切り替えて印刷
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CSVデータにフォーム切替情報を持たせることで、帳票を切り替えて印刷します。フォームファイルにプリンター情報を持たせれば、自動的にプリンターを切り替えて目的のプリンターに出力できます。伝票、ラベルなどを切り替えて印刷することもできます。
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別々の帳票を1つのPDFファイルにまとめて出力
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通常書式の異なる元を1つのファイルにまとめるには別々に出力したデータをまとめるといった作り込みが必要です。風神レポートなら、表紙と明細といった書式の異なる帳票を1つのPDFファイルで出力することも簡単に行えます。用紙の向きやサイズが違う場合でも問題ありません。
利用例)請求書、調査書、産廃業契約書 など -
途中まで使ったラベルに印刷
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運用ツールでシールの開始位置を調整することで、ラベルの無駄を省くことができます。